ネット証券のデメリットも知っておこう

ネット証券による取引はその手軽さに加え、手数料も安く、ネットさえ繋がればいつでも、誰でもできる、というイメージがあり実際にそういったメリットから多くの人が利用しています。
しかし、ネット証券で株を始めるにあたっては、そのデメリットの部分もきちんと認識しておくことも重要です。
ついメリットばかりに目がいってしまい、デメリット部分を気にしないままの方も多くいるようです。

ネット証券のデメリットとしては、まずは投資のアドバイスをしてくれる人がいないことです。
店舗での証券会社であれば、営業の方に分からないことを聞けば答えてくれますし、時にはいろいろな動きなども教えてくれます。もちろん最初に投資の基本を教えてくれることはいうまでもありません。
ネット証券でも初心者向けにサイトなどもありますが、わからない疑問に答えてくれる人がいないのです。基本的な疑問などは自分で探さないとならないところもあり、そういった意味ではまったくの株の初心者にとっては少し難しいかもしれません。

またネットを介しての取引ですからパソコンでのトラブルもつきものです。
取引でのイージーミスとして一番多いのは入力ミスです。例えば数量を1個注文のつもりがキー操作のミスで10個買ってしまった、などということも多いようです。
こういった時でも、安いものであればそれほど問題は無いと思いますが高いものであれば万単位のものありますから注文時には気を使います。こういったミスが無いように注文前には必ず見直す必要がありそうです。

そしてネットで簡単にできて便利なネット証券ですが、その取引するためのパソコン自体が壊れてしまったり、インターネットに繋ぐことができない状況になってしまった場合に、ネット証券での取引できなくなるのもデメリットです。数時間で回復すればまだ良いですが、長くインターネットが繋がらない時ももちろん、壊れたパソコンを直すまでの時間や代わりのパソコンを用意するまでは何もすることができません。タイミングも大事な取引では、ちょっとイライラしそうです。

取引を始めるために登録する個人情報も。
最近のセキュリティはかなり高度になってきてるようなので、ネット証券を始めるために登録する個人情報の漏洩なの心配をしていないという方も多いと思いますが、100%安心というわけではないのが現状のようです。
実際に個人情報が漏洩するというトラブルは今のところ無いようですが、大事な情報や銀行口座番号なども登録するのでやはり不安は残る事かと思います。

ネット証券での取引を行う時に、このようなデメリットもあるということをしっかり把握したうえで、その利便性を有効に活用してください。

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